灰に舞う降魔の狩人の環境で4か月間Tier1を走り続けた
テンポウォリアーのプレイガイドです。
自分は4か月間ずっとこのアーキタイプを使い続け、
2020年5月、7月のラダーでTOP16フィニッシュを果たしマスターズツアーの参加権利を得ることが出来ました。
15位フィニッシュ!
— しゃのず / shanOz (@shanOz_hs) 2020年5月31日
リストはラスカルさん(@rascal111111 )考案のとどめ2枚入りウォリ使いました!
ドルイドの挑発付きドラゴンぶち抜いたり、ミラーのウォーモール血気ぶち抜いたりかなーり環境にマッチしてた!
5月は本当にウォリ一本でやってきたからプレイも伸びて本当によかった!!! pic.twitter.com/7MGYbPArq8
6位フィニッシュでモントリオールの権利獲得!
— しゃのず / shanOz (@shanOz_hs) 2020年7月31日
今回は卵ウォリで勝ち抜いた:D
ハンターに大幅に勝ち越せてデッキ選択は大当たりだった!
ウォリが板 pic.twitter.com/lmwn15Eehx
これだけ長期間同じデッキを触ることもなかなかないので、使ってきた中で得た知識をここに残していきたいと思います。
1.デッキの特徴
・武器や自傷シナジーのあるミニオン、スペルを使って自分から攻めに行くデッキ。
・1~3ターン目のミニオンはそこまで強力ではないが、中盤、マナに余裕ができると船頭や血気を絡めてめちゃくちゃな盤面形成や狂乱怒涛を絡めたドローが可能。
・中盤に形成した盤面でダメージを与えつつ、狂乱怒涛の大量ドローで集めたコルクロン/グロマッシュ+内なる怒りのバーストコンボでとどめを刺す。
また、デッキタイプとして卵型、激怒型(非卵採用型)の二つが存在します。
卵型
デッキコード
AAECAaPLAwQc0gLerQPUugMNFpAD1ATUCL2mA/WoA9ypA92tA6S2A6u2A7u5A8C5A5y7AwA=
激怒型
デッキコード
AAECAaPLAwLSAt6tAw4WHJAD1ASRBtQI9agD3KkD3a0DpLYDq7YDu7kDwLkDnLsDAA==
海賊の隠し武器がナーフされる前は激怒型もある程度環境に生息していたが、ナーフされてからのテンポウォリは卵型が圧倒的主流になりました。
(理由は環境に一番多く存在するハイランダーハンターに対して卵型のほうが相性が良いため)
リストごとの特徴としては、
卵型はテロン・ゴアフィーンドを絡めた盤面の形成能力が高く
激怒型はコルクロンが2枚入っていることによるバーストダメージの出しやすさが大きな違い。
2.プレイング
ハースストーンの長い歴史の中でも群を抜いて難しいデッキだと思う。
このデッキのガイドがあまり多く出回ってこなかったのも、ここの部分が難しすぎるため、誰もが書くのを躊躇っていたのではないかと予想。
このデッキで一番大事なことは
勝つためにどのプランを選択するか。
このデッキの勝利プランは下記の3つ
・テンポプラン
・バーストプラン
・リソースプラン
手札にあるカード、相手の手札枚数、相手のヒーローから考えてどのプランに舵を取るかがこのデッキの腕の見せ所。
・テンポプラン
基本的に全デッキテンポプランを狙っていく。
3ターン目にウォーモールの挑戦者をプレイし、内なる怒りや暴走でバフをかけ、コピーし、相手の顔にプレッシャーを与えていく。
相手がウォーモールにダメージを与えなければバフの乗ったウォーモールがコピーされ、そのまま倒しきるなんてこともよくある。
また、卵型の場合、バーストカードを減らしたメリットとしてテロン・ゴアフィーンドによる圧倒的盤面形成を行うことが可能。
2Tヘビの卵、3Tテロンは誰もが知ってる最強コンボ
また、テンポプランの場合、船頭を絡めないなら血気の拳鬼は5コストでプレイすることが多め。
自分の場の傷ついたミニオンと相手の場に傷ついたミニオンがいると5コストになるのでわかりやすい。
自分の場の傷ついたミニオンは大体ウォーモールだろう。
例えばこういう場面は血気を出してロットネスト/ジクソールの両方を倒すのが強い。
こうやってボードを取ってミニオンと武器でちまちまとダメージを与えて、最後にはグロマッシュやコルクロンの4点ダメージで倒しきる。
もし、テンポプランで勝ちきれない場合は
バーストプランもしくはリソースプランへ移行する。
ただし、卵型の場合はテロンを絡めて盤面から打点を出し続けるデッキなので、卵型の場合は基本的にテンポプランを狙い続ける事。
・バーストプラン
強いて言うなら激怒型でよく狙う。
プランとは言ってるもののやることは単純で
コルクロン+血盟の傭兵+内なる怒り+暴走
グロマッシュ+内なる怒り+暴走
これらのキーカードを集めて、18点,15点のバーストダメージを一気に出して決着をつける。
そのためにこれらのカード以外を使って相手の挑発ミニオンを退かしていくことを狙う。
月末ラダーのとある1シーン
内なる怒りとグロマッシュが揃っているが、挑発を退かせる必要がある。
このターンは血気を使って挑発を除去
テロンで船頭と血気を食べさせておき
次のターンも血気で挑発を除去し本命のグロマッシュを通す。
ただ、これらのバーストカードだけでは30点を削り切ることが不可能なので、やはり基本はテンポプランである程度相手の顔を削っていることが前提ではある。
結局はテンポを取った延長線上にあるプランなので、バースト一辺倒にはならないように注意する事。
・リソースプラン
このプランへ移行するタイミングやプレイングが一番難しい。
このプランに移行するのは主に対ウォリアーで相手が船頭と鎧職人で莫大な装甲を稼いできたとき。
このプランの特徴としては
・グロマッシュは相手の除去が切れてそうなタイミングで8マナのミニオンとしてプレイする。
・ドラゴンの悪の手先から重いドラゴンを引っ張ってくる。ツーデンランスから引っ張ってきた手先次第でファティーグまで見据えてプレイするか隙を見てバーストを決めに行くかを選べるとなお良い。
ギリギリまでリソースを使ってから大型ドラゴンで一気に試合を決めに行く。
テンポプランを狙う場合はドラゴンの悪の手先はドラゴンモーの飛行追跡者(6/5/6)などの中型ミニオンを選ぶ事が多いが、このプランを見据えるならオニクシアやイセラ等の大型ドラゴンを選ぶ必要がある。
なのでこのプランの移行タイミングを見誤らない事。
3.カード毎の個別解説
必要そうなものだけ
内なる怒り
1枚目は雑に切ってよい。2枚目はコルクロンやグロマッシュのバーストカードのため可能な限り取っておく。
ただしテンポを取ってそのまま倒しきれそうなら2枚目もちゃんと判断して使う。
主に切る対象はヘビの卵、ウォーモールの挑戦者
あまりやりたくないがテンポプレイした鎧職人(コピー所持も前提)や、相手の6/3の急降下グリフォンに武器+内なる怒りで倒したりもする。
空の略奪者
このカードを1枚にしているリストがありますが、このカードは2枚採用しましょう。
1枚目は1Tにテンポプレイし、2枚目は船頭の起動用に置いておくこと。
船頭→略奪者→狂乱怒涛や略奪者→船頭→鎧職人→狂乱怒涛って動きはよくやります。
中身の海賊も半分ほど当たり。まさに令和のファイアフライ。
扇動する船頭
最強カード
激怒ウォリアーの場合は綺麗に船頭を使うことを意識。
卵ウォリアーの場合は比較的汚く船頭を使ってボードを取りに行ってよい。
卵ウォリは盤面からダメージを与えるデッキなので、相手が船頭に構って一緒にプレイした2/2のラングラーやボムで相手にダメージを与えるだけで充分な仕事が出来ている。
運良く場に残れば狂乱怒涛でドローを回して、引いてきたテロンに食べさせるなんて動きもある。
内なる怒りを使い切ってしまった場合、バーストコンボを決めるため3,4枚目の内なる怒りとして使う場面がごくまれに存在するので、覚えておくこと。
鎧職人
マッチアップによって使い方が変わる。
目安としては
2ターン目にプレイしてよい
ハンター、ローグ、ウォリアー、ウォーロック、ドルイド、メイジ
2ターン目にプレイしないことが多い
デーモンハンター
2ターン目にプレイできないなら極力プレイしない
プリースト
船頭とセットで使うカードなイメージを持たれがちだが、このカードを2ターン目にプレイする事で結果的に6点くらい得してることも多い。
海賊の隠し武器
弱体化されたが未だ強いので2枚採用で良い。
このカードを使ってイカリを引く事でデッキ全体の回転率が向上。
ツーデンランスを引いても結局強い。
武器自体の打点が上がらなくなってしまい、ボーンチューワーの喧嘩屋を筆頭としたヘルス3のミニオンが取れなくなってしまったので、ミニオンに武器を振った後ウォーモールで止めを刺す動きが多くなった。
昔は脳死で3点武器を振ってボードを取っていたところ、序盤から考えて動かないといけなくなった。
狂乱怒涛
このデッキのキモ 大体船頭とセットで使う
自分のヒーローが傷つくことでドロー枚数が増えるので、対プリーストやメイジではあえてヒロパを押さないことが多い。脳死ヒロパダメ。
よく使うのは
扇動→略奪者→怒濤 3ドロー
略奪者→船頭→鎧職人→怒濤 4ドロー
扇動→ラングラー→怒濤 3ドロー+強固な盤面
このあたりのテンプレートの動きがある
覚えておいた方がいいこととして
・略奪者等のヘルスの低いミニオンをあえて船頭より先に出して略奪者をドローの種にする。
・手札が溢れないようにあえて場のミニオンをトレードで捨ててハンド調整。
・無謀の悪の手先の場合のみ、ドローを増やせる可能性がある。
・場のミニオンの数を計算して引いてきた血気をそのまま出せるように場のミニオン数調整
等。
卵型の場合、テロンの中身のミニオンで物凄い事もできるのでとにかく柔軟な発想が大事だと思う。
ヘビの卵
バフ/テロンの踏み台
内なる怒りと暴走を使うことで、5/5に。
実質ドラゴンモーの飛行追跡者で5.5マナ相当になれる。
強い。
とりあえず場に出しておけば船頭で勝手に巻き込まれて割れたり、勝手に狂乱怒涛の弾になってくれる。
テロン・ゴアフィーンド
卵型のテンポウォリアーを使う場合の最大のメリット。
ヘビの卵をテンポで食べるのはもちろん強いし、傷ついた状態から再利用するのが相性の良いミニオンが多すぎる。(船頭、鎧職人、ウォーモール、ラングラー、ブームボット、血気等)
基本的にそこまで渋らずに使ってよく、断末魔のカード(卵、ブームボット)を巻き込めるならなおよし。
相手がテロンの除去を渋るようならバフを乗せたりコピーしたりやりたい放題。
そもそも3点クロックが場に残る時点でバースト圏内にじわじわ押し込むことが出来るからどうしても相手は対応せざるを得ない。
気を付けるべきはゼフリス、沈黙、影の狂気、バウンス
一番よくないのはゼフリスから影の狂気で奪われて割られること。
影の狂気をケアするために内なる怒りはテロンに使ってよい。
沈黙やバウンスを警戒して、ツーデンランスから加えた急襲の手先を使う等して無理やりそのターンの間に割っておくのもGood。
爆弾ラングラー
隠し武器のナーフで、3点ダメージが気軽に出なくなったことで最強ミニオンに上り詰めた。
対ウォリアーにおいてこのカードはキープ優先度が大幅に向上。
後手の場合はコインから2Tにプレイするカードに。
この場面は悩んだ末にコインラングラーをプレイ。
次のターンイカリと略奪者でトレードされたが、ブームボット2枚をテロンで食べさせることで盤面に一定のクロックを維持し続けることが可能になり、勝利できた。
爆弾ラングラー最強!
ウォーモールの挑戦者
説明不要の最強カード マリガンでキープしましょう。
バフとの相性が異様に良い。
デカブツを取りづらいヒーローならこいつに内なる怒りと暴走を付けて殴ってれば勝ってることもある。
血盟の傭兵
何をコピーしても強い。
バフの乗ったヘビの卵やウォーモール、血気の拳鬼をコピーすればそれでよい。
ごくまれに船頭をコピーして4点AoE出すパターンがある。
船頭→ミニオン→血盟の傭兵船頭コピー
こうする事で場に1/1の船頭が場に2体出る
次にミニオンをプレイすると1/1の船頭がしっかり2体とも起動し、2点AoEをばらまく。
ハンターの転生ジクソールやドルイドのグローフライ→森の魂の動きを返せる。
また、コピー元のミニオンに急襲が付与されているとコピー先も急襲を持っている。
ウォーモール雄叫び効果→ウォーモールに急襲付与→ウォーモールコピー
みたいな動きで場のミニオンを3体倒せる。
血気の拳鬼
傷ついたミニオンの分だけコストが下がるから7コスト払って出したくないなぁと渋ることがあるかもしれないけど7コストで出しても強いから躊躇わない事。
あとツーデンランスから出た進化手先は傷ついた血気に打つととても強い。
その他説明を省いたカード
暴走
腐りやすいカードなので使えるうちに使う。
1/1のミニオンにつけて4/4にするだけで強い。
イカリ、ツーデンランス
イカリは全マッチキープ。
武器は1ターンに1回しか振れない制限があるので、手元に武器が複数あって、プレイに困ったらとりあえず武器を振っておく。
悪の手先について少しだけ備考
コボルトの悪の手先
ワザと自分のミニオンを傷つけて激怒起動やコピーの準備が可能。
ゴブリンの悪の手先
コピー元に急襲を付与しておくことでコピー先も急襲をもっている。
イセリアルの悪の手先、ドラゴンの悪の手先
強い
無謀の悪の手先
ヘルスが1以上のミニオンが出てくることがあるので、船頭+狂乱怒涛の種になることがある。
タイタンの悪の手先
コピーするミニオンに挑発を付けると強い。
他は船頭やラングラーの体力を無理やり上げる事で効果の発動回数を無理やり増やせる。
コルクロン、グロマッシュ
バーストコンボに目がいきがちだがテンポプレイしても強い。
特にコルクロンはテンポプレイすることが多め。
4.マリガン
キープするカードに低マナ帯のカードが多いため、マナカーブを考えて何を残すか検討する。
キープ
空の略奪者、ヘビの卵、テロン・ゴアフィーンド、イカリ、ウォーモールの挑戦者
だいたいキープ
海賊の隠し武器
ただし、相手が早いデッキ(ハンターorデモハン)かつ自身が後手なら返す
セットキープ
ウォーモールの挑戦者+内なる怒り+(欲張るなら暴走)
相手が序盤にミニオンを並べないかつ後手の場合血盟の傭兵まで残してよい
2Tコインウォーモールから3T内なる怒り→コピーまで狙う。
5.個別マッチアップ解説
月末ラダーでよくマッチした相手をピックアップして紹介。
対ハイランダーハンター (有利)
マリガン
後手の場合は【海賊の隠し武器】を返す。
ボードの奪い合いをするマッチ。
縦に強いミニオンを作るのではなく、横にミニオンを展開していくのが正解。
ウォーモールや卵等のミニオンにバフを乗せてコピーするのが一番の勝ち筋。
ボードを取るために序盤に武器を装備するが、それをウーズやゼフリスで折られると苦しい。
ハンター側の除去は単体に対してはとにかく強力だが、横展開に対応できるカードが少ないため4~5ターン目に船頭とラングラーを絡めて展開することが多い。
ハンターはマナカーブ通りプレイすることが強いヒーローなので、船頭ラングラーを序盤に使って相手のペースを崩し、除去に回らせることを強要する。
盤面を作るときにはロットネストドレイクを最大限警戒する事。
欲張って暴走をウォーモールにつけてロットネストに倒されると眼も当てられないので1/8ぐらいのウォーモールを思い切ってコピーする事も大事。
例えばこういう場面、ジクソールにぶつかって暴走や武器+手先ってやりたくなるけど、相手のロットネストを考えるとどれも良いとは言い難い。
自分はジクソールにアタックし、コピーを選択。返しに血盟トレードからコインロットネストドレイクの動きをされたが、場に傷ついたミニオンがしっかり2体残ったため血気でボードを返すことが出来た。
ただ、ハンターは4/12ほどのウォーモールが2体出ると除去できなくなるので、ロットネストドレイクを持っていなさそうなら積極的バフコピーの動きを狙う。
一度盤面を作って、リーサル圏内から大きく離れているならトレードはあまりせず積極的に顔を叩く。
ゼフリスをヒールカードとして使わせる事を強要できればとても良い。
盤面からある程度の打点を出すことが出来ればあとは武器とコルクロン/グロマッシュで残った体力を削り切る。
対ローグ(隠れ身型:有利、秘策型:五分)
追加マリガン:イカリが引けているか他にハンドが良ければ【爆弾ラングラー】
このマッチも横展開が強い。
相手はヘルス1のミニオンを多くプレイするため、船頭+ラングラーでボードを処理する動きが強い。
船頭単体+ラングラー単体のキープだとドローが回らなくなるから船頭とラングラーのセットキープはしない。
長引けば長引くほどローグのターンになっていくので積極的に攻めに行く。
序盤で最強のボードを作れる卵テロンのムーブは積極的に狙う。
脳天直撃ガールでテロンを戻されると次の展開が苦しいが、仕方ない。
武器は極力顔に振りつつ、ウォーモールや卵にバフを乗せて積極的に顔を殴る。
ただし、ウォーモールをコピーするとフリックスカイシヴで除去された時が悲惨すぎるので、可能ならミニオンの種類は散らして攻めたい。
シヴを使わせたらコピーの出番。
6ターン目前に血気を出したくないが大体出した方がいい。
テンポを遅らせるくらいならシヴの脅威を受け入れて展開する。
ただ、これだけ書いたが相手が3Tに8/8エドウィンが出るとウォリアーは死ぬ。
ある程度の割り切りも必要。
対ウォーロック(Zoo:有利、クエストウォーロック:五分~微不利)
追加マリガン:他のハンドがよければ【内なる怒り】追加キープ
対面の相手が確実にクエストウォーロックなら【狂乱怒涛】追加キープ
クエストウォーロック相手は序盤にどれだけ攻められるかが重要。
このマッチは隠し武器のナーフがもろに打撃を受けて、クエスト中の探検者をワンパンで倒せなくなってマッチアップ相性が悪化した。
このマッチで一番に狙うべきは3/9ウォーモールのコピー。
卵をコピーできても強いので、ハンドが良ければ内なる怒りは積極的に残す。
序盤にダメージを蓄積させて、なんとか8ターン目/9ターン目にバーストを決め切って勝ちたい。
このマッチもターンが伸びれば伸びるほど不利になるので、裏目を無視してでも攻めに行った方がいい場面もあり。序盤なんかは意外とドラゴンシナジーが揃ってなかったりモアーグがいなかったりなんてパターンもある。
序盤はAoEが強く、後半は単体除去が強くなる。相手が使用した除去スペルから、縦展開が良いか横展開が良いかを見極めて攻めの手を継続させる。
Zoo
Zoo相手の場合、船頭で切り返すタイミングが重要。
Zooのバーストダメージは魂の炎2枚分の8点までなので耐えられるところギリギリまで引き付けて、それまでにため込んでおいた船頭鎧職人血気で盤面を返しにいく。
盤面の小競り合いをするために手先や空の略奪者を使うが、船頭のAoEの弾になるので使い過ぎないことも大事。
対ウォリアー(ミラー:5分、爆弾ウォリ:微有利)
追加マリガン:【暴走】のキープ優先度アップ
後手の場合、【爆弾ラングラー】をキープ
また、コインから爆弾ラングラーorウォーモールの挑戦者をプレイできるならば【空の略奪者】は返しても良い
テンポウォリアー
ミラーマッチで一歩リード出来る項目を箇条書き
・更地の盤面にウォーモールを先に着地させ内なる怒りを使用する
→相手のウォーモール展開を阻害
・コインを使って2Tに爆弾ラングラーを着地させる
→同じく相手のウォーモール展開を阻害
・相手が船頭展開を狙っているときにラングラーを先に置く。
→相手が船頭の効果を発動させるたびに爆弾が飛んでいきコンボを阻害。
・強力なミニオンをテロンで先に食べさせる
→特に血気の使い回しが強力。強大なスタッツのミニオンの対処が難しい。
・可能な限り船頭コンボを先に仕掛けない
船頭を絡める場合は怒涛も絡めて動く
→先に船頭展開をする事で先に血気を展開させる権利を渡してしまう。
・船頭を絡めてドローを狙う時は可能であれば鎧職人を絡める。
→装甲を稼ぐことでリソースプランに移行する選択肢が生まれる。
・後手で手札に2コストミニオン(鎧職人、ヘビの卵)と海賊の隠し武器がある場合、コインから2コストミニオンをプレイする
→マナを綺麗に使え、かつ相手の3ターン目ウォーモールの動きをある程度邪魔できる。
相手のやりたい動きを予想し、対抗した動きをできると良い。
ただ、こういった細かいプレイを意識してても、先にウォーモールを着地させ内なる怒りと暴走で6/13ほどのウォーモールを作ったり卵テロンをすると簡単にゲームが終わってしまう事もある。割り切りも必要。
だが、最終的にテンポウォリアーミラーは正しいプランを選択できる側が勝てると自分は考える。
爆弾ウォリアー
このデッキは8ターン目までは意外と除去が貧弱なので卵を絡めつつ盤面を形成する。
序盤の除去で強いのは乱闘とシールドスラムぐらいで、断末魔が絡んだ場合の全除去が難しいので卵を絡めながら展開できると良い。
このマッチで負ける要因は相手の【血気の拳鬼】が止まらなくて、血気を構っている間にデスウィングや乱闘魔刃嵐のコンボが使える8ターン目になってしまう事。
場の傷ついたミニオンの数は十分に注意し、相手の血気の返しの動きを待っている状態で立ち回る。
このマッチも時間が経てば立つほど不利になっていくのでどこかで強気な択を通しに行く事。
1度は綺麗に倒されても2度目は結構な確率で通る。
船頭を絡めたドローが行えないと意外とあのデッキの除去は弱い。
対プリースト(3:7マッチ)
追加マリガン:【狂瀾怒濤】をキープ
厳しいマッチ
序盤のミニオンは優秀な除去で倒され、テロンから展開すると影の狂気や魂の鏡、デッキ外の沈黙に怯え、相手のミニオンを残すと神格化で一気にライフを奪い返される。
勝つためには、しっかりと相手の盤面を除去し続け、バーストコンボの準備を行う必要がある。
バーストコンボのパーツを揃えるため、【狂瀾怒濤】はキープ
ドロー枚数を一枚でも多くするため、脳死でヒロパを押さないように気を付ける。
ただし、バーストコンボで勝つためにはテンポプランである程度の削りを行う必要がある。
削りを行うためにウォーモールをバフしてコピーし、除去が間に合わない圧倒的な盤面を作る必要がある。
ウォーモールを何らかの手段で傷つけて暴走をつけるとAtkが4になって、各種密言及び影の狂気の対象外になれる事は覚えておくと。
うまく噛み合って相手のミニオンを除去し続けられると、相手はやむなくガラクロンドの盾に神格化をつけてターンエンドをしてくる事がある。
こういう動きにお仕置きをするため、イセリアルの悪の手先からは【とどめの一撃】、ドラゴンの悪の手先からは【アレクストラーザ】が出てくれば拾っておきたい。
盤面を常に取り続け、相手の苦し紛れの神格化をうまく返せれば勝利は近い。
プリーストが【マダム・ラズール】をプレイしてきたときに自身が血気をハンドに抱えていれば、血気を奪わせた前提でプレイした方が良い。
こういったデッキ外のカードで負けることが多く、可能な限りケアをしながら動きたいが船頭→神格化→ミニオン→血気なんてされるとどうしようもない。不利マッチだから割り切りの精神も大事。
あと、鎧職人は終盤まで盤面に残ってしまうと【魂の鏡】からコピーされて回復(装甲)+盤面除去をされてしまうので、序盤にさっさとプレイして捨ててしまうこと。
魂の鏡のターンまで生き残ってしまいそうならプレイしないことを徹底。
また、後手の場合のみコインを10ターン目まで温存出来ればグロマッシュ内なる怒りからコインコピーの動きが行えることは覚えておいた方が良い。
ただし、結局のところテンポを取り続ける必要があるのでコインを使ってボードを取れるならば、無理に温存せずに使った方が良いと考える。
月末ラダーであまりマッチしなかったドルイド、デーモンハンター、メイジ、パラディン、シャーマンは割愛。
6.対戦動画
(8/2 追記)
月末ラダーのリプレイを何個か置いておきます。
興味のある方は見てください。
VSハイランダーハンター
https://hsreplay.net/replay/mnMDZQjJ6FvADm3ynfG87G
https://hsreplay.net/replay/3JqaMeLKqR6S4xLTpfpgvK
https://hsreplay.net/replay/qkST3c97CSfBm3DWSbDnkU
VSローグ
https://hsreplay.net/replay/K6uYx3gumfZqBrvWzp9SD8
https://hsreplay.net/replay/8RTEsB2HKSBJTK2RrEHVmE
VS卵ウォリアー
https://hsreplay.net/replay/vYeWYbRN8a7qQotZjdXnJF
https://hsreplay.net/replay/wH3Xu8XbfyP9PPpaEfqzdA
https://hsreplay.net/replay/ZeuX6DA84D9QpwgNZJv3Ab
VS爆弾ウォリアー
https://hsreplay.net/replay/9zwPT8yUwoTeLFNpDd8JgS
VSプリースト
https://hsreplay.net/replay/3ph7RDQjeQH2mHjvazcMLK
以上です。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
書きたいことを書いたら10000字を超えました。。
もし何か質問等あれば私のTwitter(@shanOz_hs)まで。
あと、HSReplayのリンクを見せて頂ければ答えられる範囲でプレイングについてお答えできればと思います。
ではまた。